ボディーショップダイアリー

ボディーショップ(鈑金塗装屋)スタッフの自動車に関するブログ

下回り防錆 サビ対策

本日紹介する作業は愛車を錆から守る効果のある WURTH社のアンダーボディーシールをご紹介。
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降雪地域の冬には大量の塩化カルシウム(凍結防止剤)が散布されるため、塩カルが付着したまま放置すると下回りは錆が発生する。下回りをこまめに洗浄して塩カルを洗い流せば錆は防げるが、その都度下回りを洗浄するのはなかなか大変。一度錆びると浸食はどんどん進行するので、早めの対応が大切だ。もちろん理想は新車時の施工だ。
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塩カルが付着して錆びてしまって酷い場合はボディに穴が開いてしまう事もある。
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下回りにはサスペンションアーム等、路面からの大きな力を受け止める部分があり腐食により強度低下すると走行性能に悪影響を与える場合もある。
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 今回の下回り防錆塗装は、WURTH製アンダーボディーシールを使用し、必要な部分のみに塗装する為にマスキングを入念に行い防錆処理を行う。
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https://youtu.be/j77UkeUyw6U

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https://youtu.be/AbUUxsSxUPk
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一般的な防錆塗装は水性だが、WURTH製は油性の樹脂系なので柔軟性のある被膜を形成し耐久性に優れ欧州車のようなきめ細かい質感に仕上がる。
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防錆だけじゃない、防音、防振効果も高いWURTHの防錆塗装

WURTH社のアンダーボディーシールは、

施工後は樹脂系の柔軟な被膜を形成しボディを保護する。さらに塗膜を厚く施工することにより防音、防振効果が高まる。

普通車と比べて、防音、防振対策があまり施されていない軽自動車が特に効果が高いようだ。

https://youtu.be/j77UkeUyw6U

https://youtu.be/AbUUxsSxUPk

ヘッドライトリフォーム

最近の自動車のヘッドライトはプラスチックレンズだ。

昔の自動車のヘッドライトはガラスレンズだった。キズも付きにくいし汚れても洗えば落ちた。
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ところが最近の自動車のヘッドライトはプラスチックというか樹脂的なもので出来ている。
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その為に新車時から時間が経つにつれて劣化が進行していく。ガラスのようには行かないみたいだ。劣化の一番の原因は紫外線ではないかと自分は思っているが、防ぎようがない。年単位で時間が経過したヘッドライトは黄バミや細かな傷で無惨な姿になっていく。
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軽量化やデザイン、コストダウンの事を思えば仕方がないのだが、なんとかならないものか。量販店などで市販されているヘッドライト黄ばみ取り等では一時的に綺麗になったかに思えても1ヶ月もすれば元通りの黄ばみライトに戻ってしまう。

そこでヘッドライトリフォームだ。

決して市販品のようなワックスに毛の生えたような代物ではなく、機械で磨いてヘッドライト専用の塗料で塗装を施す。この方法が恐らく仕上がり、耐久性において一番良いと思っている。

今回はその様子をアップしてみる。
先ずは現状。磨きに入る前にマスキングしてボディーを保護する。
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表面が滑らかになるまで磨く。ペーパーの番手は600番辺りから初めて最後は1000番以上で。
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磨き終えたところ。
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車両を塗装ブースに入れて塗装の為のマスキングを施す。
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いざ、塗装。
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こんな具合に完成。新車の様な輝きを取り戻せた。
今回のヘッドライトリフォームはクリア仕上げだが、塗料の調合で様々なカラーリングを施すことができる。

こちらの車両はブラック仕上げ。
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フィットシャトルのオーディオシステム 2

さて、フィットシャトルのオーディオシステム 1からの続き。

前回はシステム構成をざっと紹介した。気になるのはそれらがどんな”音”なのかということ。

その前にヘッドユニットのDEH-P01が何者なのか。簡単に言うと

  • ¥100,000
  • CDプレーヤー
  • LR独立4Wayデジタルクロスオーバー
  • LR独立31バンドイコライザー
  • 各CHのタイムアライメント
  • 6CHアンプも付属

・・・など様々な調整機能がついてこの価格はお買い得だと筆者は思う。

このDEH-P01でオーディソンのVoceシリーズを鳴らすというわけだ。

音の話に戻る。

 

高音域(ツイーターの領域、5kHz以上)は聴き疲れしにくいマイルド志向。している。ツイーターの振動板の素材がシルクドームということがこのマイルドさを出している。筆者はツイーターの金属製振動板があまり好きではない。確かに超高音域での伸びやスペック的な数値は金属のほうが優れているかもしれないのだが、そこが自分の耳には 派手すぎる。キンキンと耳に刺さる感じがして嫌なのだ。

 

中音域(スコーカーの領域、800Hzから5KHzのバンドパス)も基本的にマイルド。変な癖も出ておらず音色的には全然OKであるが、ステージングは85点といったところか。普通の自動車の室内空間にスコーカーを取り付けるスペースなど無い。したがってインストールにはかなりの手間暇がかかる。取り付け位置や角度によって100点のスーテージングも目指せるだろうが、そうなるとデザイン面で妥協を強いられる部分が出てくる。フロント3Wayにおける最大の壁だ。

 

低音域(ミッドウーハーの領域、50Hzから800Hzのバンドパス)はツイーターとは逆にもう少し派手さがあっても良いと思う。スケール感、低音の量感は申し分ないのでイコライザーで200Hz前後を若干抑えることでモタつきを無くした。

 

超低音域(サブウーハーの領域、50Hz以下)は想像以上に良い働きをしてくれている。何より自然で適度にタイトな音。フロントとの音の繋がりも良く、明らかにサブウーハーから出ているであろうズシッとした低音が目の前で鳴る。

 

総合的にとても納得のいくシステムに仕上がった。オーディオ評論家のように音を言葉で表すことが自分にはできないのでなんとも情けない。

 

フィットシャトルのオーディオシステム 1

筆者の愛車は"ホンダ フィットシャトル"だ。

 
今回はフィットシャトルのオーディオシステムをご紹介。最初に断っておくがインストールは自宅の庭で休日を利用して行った、正にDIYインストール。
 
オーディオインストールの環境としては決して恵まれているとは言い難い。その為、多少の粗は目を瞑って完成。
 
ヘッドユニット
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スピーカー
audison(オーディソン)   VOCEシリーズ
  • av1.1 ツイーター
  • av3.0 スコーカー
  • av6.5 ミッドウーハー 
AVI
  • SL-500 サブウーハー
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アンプ
  • DEH-P01付属アンプ→オーディソン
  • 楽天で購入の激安アンプ→AVI
ナビゲーション

ケンウッド MDV-727DT

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以上のシステム構成。

愛用工具 2

クリップリムーバー

突然だが、

BMW X1 グリル交換をする事に。


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・・・で、この作業に必要なのはクリップリムーバーとキズを付けない慎重さ。クリップリムーバーというと何だかカッコいいけど樹脂の棒みたいなもの。

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左端のはベッセルの金属製の物。グリーンの物はTONE、オレンジはエーモンだったと思う。ブラックの物はクラッツィオのシートカバーに付属していた物。クラッツィオのシートカバーには必ずこれが付属しているのでクラッツィオ施工の度に増えていく。ただしシートカバー用なので自分にとっては柔らか過ぎてあまり使えない。ベッセルとTONEを主に使う。

最近の自動車といえば
という観点からか、ネジを極力減らしてクリップで固定するパーツがドンドン増えている。自動車がらみの作業をするならクリップリムーバーはプラスドライバー並みに必須アイテムだろう。

BMW X1のグリルもネジは使われていない。クリップというかツメで固定されている。

ボディーにキズを付けないようマスキングテープを最低三枚は重ね貼りして保護する。クリップリムーバーをバンパーとグリルの隙間に差し込んでコジる。
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夢中で作業したため外している最中の写真がない。

上下左右に8ヶ所のツメが刺さっていた。
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反対に取り付けは差し込むだけ。至極簡単。
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愛用工具 1

言わずと知れたドライバー。
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ありふれた工具なだけに様々なドライバーが存在する。

最も使用頻度の高い工具は当然プラスドライバー。
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使用頻度が高いだけに是非とも拘るべき工具である。私も職業柄これまでに色んなブランド物ドライバーを使ってきた。スナップオン、マック・・・様々ある中、現在はWeraに落ち着いている。
Wera・・・ウエラ、ウェラ、ヴェラなど検索すると色んな読み方がある。

特徴としてはレーザーチップ(wera レーザーチップ - Google 検索)と呼ばれる先端の形状。

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この細かく刻まれた溝によりネジに食らい付く感覚が病みつきになる。ネジを舐めない安心感があるし値段も手頃なのでオススメだ。

ただし、数年酷使すると溝は無くなり通常のドライバーと変わらない見た目になる。
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ただ、この様な状態でも特に不便無く使えている。折れる等、買い替えを余儀なくされる事になっても自分はまたこのドライバーを買おうと思っている。
ドライバーは "長さ" も大事。
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狭い場所で通常のドライバーでは入らない場所がある。そんな場合は以下の様な短いドライバーがあるといい。

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もっとも、筆者の場合は仕事なので
"あったらいいな"
では話にならない。必須アイテムだ。

アルトRS オーディオ取り付け

アルトにオーディオを取り付ける事に
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取り付けるオーディオはコチラ。
最近この手のシンプルなデッキから縁遠くなっていたので知らなかったのだがBluetoothまで装備されていて至れり尽くせり。
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ETCは

オーディオレスの状態で入庫
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パネルの周りにマスキングを施す
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写真のような感じでパネルを外す
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オーディオステーを外す
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Aピラーガーニッシュも外しておく
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フロントガラス中央には衝突安全装置であるレーザーレーダーがある為アンテナの類いは必然的に左右どちらかに避けなければならない。ETCのアンテナを左に、音声認識マイクを右に取り付けた。このマイクでBluetoothによるハンズフリー通話が出来る。
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アンテナとマイクの配線をAピラーから下へ下ろす
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オーディオデッキ裏側の配線処理を行う
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DEH-5200はステアリングリモコンにも対応しているので別途用意しておいたステアリングリモコン用配線を結線する
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組み付け
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 この時点で急激に忙しくなった為に写真が一切撮れていない。まあ、シンプルな作業なのでこれといって言うことも無いのだが、こういう簡単な仕事を舐めてかかると必ず失敗する。

 例えばラジオアンテナの繋ぎ忘れやマスキングをサボってキズを付けてしまうなど。

 なので、どんな場合でも最善を尽くす様に心がけているつもりだ。電源を繋ぐにしても分岐タップなどは使わず半田付けするなど気を使っている。

金使わずに気を使え

フィアット500X デットニング編

やっとの事でここまで分解出来た。実はデットニングより分解の作業の方が遥かに大変だったりする。

さて、今回のフィアット500Xという車

純正オーディオの音質はというと・・・
音色は悪くない。悪くないどころか想像以上に良い。低音も割りとしっかり出ているし高音も耳障りな感じが無い。

 ところが定位が良くない。音がドアに張り付いている。極端な言い方をすれば右側に座れば右ドアの音、左側に座れば左ドアの音しか聞こえてこない。
 これは内張りがスピーカーの振動と共に鳴ってしまって(共振、共鳴)極端に言えば内張り全体がスピーカーと化してしまっているような状態だ。

以上を踏まえてデットニングの方向性は

  •  低音は出ているがもっと引き締めたい。
  •  内張りの共振対策に重点を置く
  • インナーパネルが樹脂製な為、重量を増して共振対策とする。
上記のような事を考えながら進めていく。

先ずはサイドビームと鉄板の隙間をシリコンボンドで埋める。
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スピーカーの背面位置にディフューザーを貼って背圧を逃がす。
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制振材を適材適所に貼る。
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スピーカーのすぐ横にパワーウィンドウのモーターがあり、振動でガチャつくとマズイので制振吸音材で覆う。
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インナーバッフルは9mm厚のMDF二段構成。制振塗料で処理した。これで制振効果と防水を兼ねる。
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デットニングと共にスピーカーを交換する。ロックフォードのコアキシャル3wayの入門グレード。ケーブルは純正のスピーカーケーブルを使用する。国産車に比べてやたらしっかりしたケーブルだ。
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スピーカーの周りのグレーの物体はホイールバランスを取る際のバランスウエイト。物体は重いものほど動き出しにくい。制振効果もきっとあるはずだ。
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制振材を張り付けた上から制振塗料をタップリ塗布する。乾いては塗ってを3回繰り返した。
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組み付けて完成。
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いよいよ試聴する時が来た。再生するのはイーグルスのホテルカリフォルニア
 再生した瞬間、純正オーディオでは味わえなかったギターの響き。悪くは無いがどことなく曇っていた音がカラっとスッキリ晴れたようなイメージの音。内張りに塗り込んだ制振塗料が効いている。
 低音はどうか?良い。凄く良い。純正オーディオでは低音が出てはいるけど少しボヤけていた。それがデットニングを施したお陰で引き締まった。このホテルカリフォルニアという曲は低音が強めに録音されている曲だと思う。それだけに暴れる事なく、またボヤける事なくキッチリ低音を再生させる事が要求される。今回のこの低音は十分にその要求を満たすだろう。
 気を良くした私はベースギターと言えばこの人、マーカスミラーのシルバーレインというアルバムの一曲、ガールズアンドボーイズを再生。マーカスミラーの曲はとにかく録音が良い。逆に変な音が出ていればそれはオーディオシステムのどこかが良くないという判断ができる。
 じっくり聴き込んでいくと音色は良いが、純正オーディオで問題となっていた"音が張り付く"現象が気になる。録音が優秀(ステレオ感もバランスが良い)なので余計にこの問題が浮き彫りになった。
 純正の状態よりも改善はされているのでデッキのバランス/フェダーとイコライザー調整で更に改善して今回の作業をこれで終わりとした。

フィアット500X ドア分解 インナーパネル外し編

このインナーパネル外しが厄介だった。
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先ずはスピーカーを外す。
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スピーカーの奥のネジを外す。
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奥にハーネスが固定されているので外す。
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ドアとボディーの連結カプラーを外す。
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中央のホールのキャップを開けてガラス固定のネジを緩める。
ネジは外さない。緩めるだけにしておく事。
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水切りモールを外す。
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モールの両サイドは引っ掛かりが強固。
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三角ガラスの柱はカバーが付いてる。
爪を破損させないよう注意が必要。
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ガラスのまわりのゴムを抜く。
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ガラスを慎重に抜く。
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写真の様にホールからトルクスレンチを入れる。
締める方向(時計回り)に回すと外れる。
固くなるまで回し続ける。
ネジを外す訳ではない。ネジを外すつもりで緩める方向(反時計回り)に回し続けると破損する可能性あるので注意が必要。
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ハンドルを引きながら鍵穴部分を引き抜く。
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ハンドルを斜め後方に引き抜く。
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カプラーを外す。
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トルクスネジを外す。
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ロック部のトルクスを外す。
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写真の位置の10mmボルトを外す。
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白いロックパーツを反時計回りに回してロックを解除する。
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全てロックが解除されたら
    インナーパネル
    ロック部
    ハンドル部
    パワーウィンドウ部
全てが一体となってはずれてくる。
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これでようやくドア内部にアクセス出来た。
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フィアット500X ドア分解 内張り外し編

この度フィアット500Xのフロントドアにデットニングを施す。分解作業の記録的意味合いで書こうと思う。

結果から言うとDIYで行うにはかなり大変だと思われる。あまり見かけない工具も必要となるのでDIYでチャレンジされる方は相当な覚悟が必要だろう。
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先ずはドアのハンドルのカバーを外す。
引っ張れば外れる。
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奥に六角ネジがある。
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ここにも六角ネジ。
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サイド上下2ヶ所。
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下側、フットランプ横。
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スイッチパネルは外しておく。
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クリップでしっかり固定されているのでキズや凹みを作らないように。
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ノブとワイヤーが繋がっている。
ロック側のワイヤーはすんなり外れるが、ハンドル側は写真の様に爪をラジオペンチ等で挟んで外す。
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内張りが外れた状態。
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