ヘッドライトリフォーム
最近の自動車のヘッドライトはプラスチックレンズだ。
昔の自動車のヘッドライトはガラスレンズだった。キズも付きにくいし汚れても洗えば落ちた。
ところが最近の自動車のヘッドライトはプラスチックというか樹脂的なもので出来ている。
その為に新車時から時間が経つにつれて劣化が進行していく。ガラスのようには行かないみたいだ。劣化の一番の原因は紫外線ではないかと自分は思っているが、防ぎようがない。年単位で時間が経過したヘッドライトは黄バミや細かな傷で無惨な姿になっていく。
軽量化やデザイン、コストダウンの事を思えば仕方がないのだが、なんとかならないものか。量販店などで市販されているヘッドライト黄ばみ取り等では一時的に綺麗になったかに思えても1ヶ月もすれば元通りの黄ばみライトに戻ってしまう。
そこでヘッドライトリフォームだ。
決して市販品のようなワックスに毛の生えたような代物ではなく、機械で磨いてヘッドライト専用の塗料で塗装を施す。この方法が恐らく仕上がり、耐久性において一番良いと思っている。
今回はその様子をアップしてみる。
先ずは現状。磨きに入る前にマスキングしてボディーを保護する。
表面が滑らかになるまで磨く。ペーパーの番手は600番辺りから初めて最後は1000番以上で。
磨き終えたところ。
車両を塗装ブースに入れて塗装の為のマスキングを施す。
いざ、塗装。
こんな具合に完成。新車の様な輝きを取り戻せた。
今回のヘッドライトリフォームはクリア仕上げだが、塗料の調合で様々なカラーリングを施すことができる。
こちらの車両はブラック仕上げ。